2005年12月11日

みずほ証券、株誤発注 以て他山の石とすべし

みずほ証券が、ジェイコム株を誤発注した問題については
すでに詳しく報道されています。 そのなかで、

真因はどこにあるのか

について若干の推測をしてみようと思います。

報道では、原因と考えられることとして、三つ挙げています。

1 単純な入力ミスをした
2 異常注文対する画面上の警告を見逃した
3 取り消しの操作が東証の手順通りでなかった

単純な入力ミス

<61万円以上の値段で1株売りたい>という顧客の注文を
<1円以上で61万株売りたい>と担当者が入力した、ということです。

入力画面は、左と右に分かれていて、値段と金額を入力するようになっている
といいます。具体的なことは分かりませんので、ケースを推測します。

A 左に金額 右に株数
B 左に株数 右に金額

の二通りです。

まず、Aのケースで考えて見ます。(入力は、ここでは数字だけにします)

<61 1>と入力すれば、正しいわけです。これを
<1 61>と誤って入力したということです。

さて、担当者に知らされる数字の順序は、どうなっているのでしょうか?
    担当者は、慣習的に、知らされた順序に入力するのでしょうか?

この辺のことは、窺い知れませんが、もしも
順序はその時々でまちまち、担当者は一々判断して入力するとなれば
緊迫した現場ではミスの起こる機会は、常に存在しているといえます。

Bのケースでも考え方は同じです。


警告を見逃した

この部分の表現は、報道機関によって、幾分異なります。

見逃す 見落とす 無視する

どれが本当なのでしょうか、今後の原因究明の過程ではっきりするでしょう。

しかし、次のような説明もあります。

担当者の判断で、警告を勝手に解除することがある。

端末画面の警告<異常値ですが執行しますか>で、実際には
   担当者は、習慣的に「Yes」を押しやすい。


取り消し操作が東証の手順通りでなかった

担当者が、誤りと気づいた時、事の重大さから、平常心を失っているでしょう。
手順通りに操作できなかったということは、想像に難くありません。


いずれにしても、原因究明と再発防止対策は、今後に待つことになります。

しかし、初歩的なミス、単純なミス といっても、与えた影響を考えれば
極めて重大なミスといわざるを得ません。

今回の問題では
  単純ミスの怖さを思い知り
  <蟻の穴から堤も崩れる>の譬えも思い起こし

パソコンを扱う一人として、<入力は慎重に、入力後の確認を怠りなく
                警告には注意深く>
と痛感しました。
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みずほ証券ジェイコム株を誤発注
Excerpt: NZD/JPYって今買いなの?ここで確認 外国為替サイトランキング 今週の一番大きな出来事はやはりみずほ証券ジェイコム株を誤発注でしたね。 61万円で1株の売り注文を出そうとしたのに..
Weblog: こつこつ儲けて海外移住!
Tracked: 2005-12-11 15:09

クリスマスプレゼント
Excerpt: みずほ証券のジェイコムショック。ストップ安で仕入れることができた人は思わぬクリスマスプレゼントだったろうね。
Weblog: お小遣い無間地獄
Tracked: 2005-12-12 01:05
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